パリンジック®Web講演会当院における
パリンジック®治療による
副作用対策

2024年5月24日 18:00-18:30 開催

主催 : BioMarin Pharmaceutical Japan 株式会社

座 長
座長
広島⼤学病院 ⼩児科 助教⾹川 礼⼦先⽣

フェニルケトン尿症(PKU)はフェニルアラニン(Phe)水酸化酵素(PAH)の欠損による疾患です。従来の治療は、Pheの摂取を制限する食事療法やサプロプテリンの投与が行われていましたが、2023年5月にパリンジック®皮下注[一般名:ペグバリアーゼ(遺伝子組換え)](以下、本剤)が本邦で使用可能となりました。
当科においても本剤の導入を予定するPKU症例がありましたが、アレルギー歴があり副作用が懸念されました。そこで、アレルギー専門医である森本先生と連携し、副作用に配慮した本剤の導入を行いました。
本講演では、パリンジック®皮下注について、また本剤を導入した症例の経過と副作用への対策について、森本先生にご紹介いただきたいと思います。

演 者
演者
広島⼤学病院 ⼩児科森本 彩先⽣

紹介した症例は臨床症例の一部であり、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。
「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等は下部の「電子添文はこちら」よりご参照ください。

References

  1. 1)社内資料:165-301 試験<承認時評価資料>
  2. 2)社内資料:165-302 試験<承認時評価資料>
  3. 3)Ishige M. et al. Mol Genet Metab. 2023; 140(3):107697. ;本試験はBioMarin Pharmaceutical Incの支援により実施された。
  4. 4)Thomas J. et al. Mol Genet Metab. 2018; 124(1):27-38. ;本試験はBioMarin Pharmaceutical Incの支援により実施された。
  5. 5)一般社団法人日本アレルギー学会. アレルギー総合ガイドライン2022. 協和企画、2022年
  6. 6)公益社団法人日本皮膚科学会. 蕁麻疹診療ガイドライン 2018. 2018年

2024年10月作成
APAC-PAL-00215