5月24日(金)パリンジック®WEB講演会のお知らせ

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タイトル
パリンジック®WEB講演会
開催日時
2024年5月24日(金)18:00
会場
Zoom
内容

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パリンジック®Web講演会_案内状_20240524

座長:香川礼子先生(広島大学病院 小児科)

演者:森本彩先生(広島大学病院 小児科)

演題:当院におけるパリンジック治療による副作用対策

ペグバリアーゼ(パリンジック®)の有効成分であるフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)は、フェニルアラニン(Phe)をBH4非依存的にアンモニア及びケイ皮酸に代謝する。PALはシアノバクテリア由来の酵素であり、外来酵素に対する免疫反応を軽減する目的でペグバリアーゼはポリエチレングリコール(PEG)化されている。しかし、PEG化により免疫反応を完全に抑制することはできず、特に投与初期においては過敏反応を主体とした副作用が必発する。副作用の対策をしながら投与を継続することにより、免疫応答が減弱化して安定し、過敏反応は減少する。さらに、ペグバリアーゼの血中濃度は安定し、血中Phe濃度は低下する。
演者はアレルギー専門医であり、当院におけるペグバリアーゼ症例の副作用マネジメントに携わっている。本講演では当院での経験をもとに、ペグバリアーゼの副作用マネジメントに必要な医療チーム体制、患者指導内容、実際に実施した副作用対策について共有する。

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